UGGブーツとは、オーストラリア生まれの羊の皮を使ったブーツのこと。
近年ではニュー、ラグジュアリー、ライフスタイル、ブランドとしてセレブ愛用ブランドとして大人気となっていますね!もはや一人一足状態といっても過言ではないくらいなのではないでしょうか?
女の子っぽい服装のときでも、カジュアルでも大人っぽい雰囲気でも、どんなときにも履くことができ、またその日の服に合わせて履き方を変えられるのがUGGブーツの素敵なところですね★
私はcrocsとUGGブーツを愛用しています。
1920年代、オーストラリアの羊毛刈りを職業とする人たちの間でUGGブーツは誕生しました。
彼らは羊の毛皮で足を無造作に包み、この出来の悪い不恰好なブーツを「Ugly Boots(かっこ悪いブーツ)」と呼んでいました。
これを古き佳きオーストラリアンたちは徐々にスラングで「Ugg Boots(アグブーツ)」と言い慣わすようになったのだそうです。
そしてここから、UGGブーツの歴史は始まっていくことになります。
1930年代、農夫たちの間で履かれていた「UGG」は意外な所で使われるようになります。そのきっかけは第一次世界大戦。
戦闘機のパイロットたちが上空で体を暖かく保つために、UGGブーツを履いて飛び立っていったのだそうです。
そしてオーストラリアのサーファーであるブライアン・スミスという人物が、1978年に初めてUGGをアメリカへと持ち込みます。こうしてUGGブーツは世界へと広まっていくこととなったのです。
現在、オーストラリアでUGGブーツを作っている会社は、30~40社あるといわれています。
会社によってブーツに付くタグのマークが違うので、例えばカンガルーマークが入っていたり、英語のアルファベットのみだったりと、タグの模様も様々なのです。
そしてハリウッド女優のケイト・ハドソンやシエナ・ミラーらが履いたことで一躍注目を集め、アメリカ国内で大流行します。またその後、キャメロン・ディアスやパリス・ヒルトン、ジェシカ・シンプソン、アヴリル・ラヴィーンなど数多くの有名人が着用したことにより、日本でも若い女の子を中心にブームとなりましたね。
UGGブーツはとても丈夫で、しっかりした良い物を選び、皮製品に共通する基本的なメンテナンスをすれば何年も履き続けることができる優れモノ。
ただ雨の日は跳ねた泥が付着しやすく、汚い水はシミの原因にもなりますので、汚れを避ける意味で雨の日はなるべく履かない方がいいかもしれませんね。
英語で「sheep(シープ)」は「羊」、「skin(スキン)」は「肌」のこと。つまり、”シープスキン”とは羊の毛皮、またはそのなめし革のことを指します。
ちなみにフランス語では「Mouton(ムートン)」といい、こちらも日本ではかなり浸透している言葉ですね!
では、その特徴とは一体何なのでしょうか?
シープスキンは、氷点下の環境に耐える性能を持っています。これはサンダルには関係ないと思われますが、サンダルの場合は、防水性と通気性に威力を発揮するんです。
さらに熱や湿気を放出してくれて、暑い日に履いても足下がムレないという、素晴らしい性能を持っています。
もともとは、オーストラリアで寒い気候の中で使えるスリッパのひとつのタイプとして作られるようになったのだそうです。
そして今では大手スポーツメーカーのほとんどのシューズのソールに採用されている素材となりました。
通常、ラバー素材(ゴム底)と比較されますが、メリットは何といっても”軽量”ということ!
ラバー素材(ゴム底)に代表される、いわゆる登山靴やワークブーツの”ズッシリ感”はなく、見た目よりもはるかに軽量でカジュアルな履き心地となっています★
Copyright© UGGブーツNAVI All Rights Reserved.